ACTIVITIES

Utsumi, Nobuhiko Pictorial Expression Laboratory

内海信彦絵画表現研究室

内海信彦絵画表現研究室は、2000年から2012年まで続いた美学校内海信彦絵画表現研究室を前身としています。
本研究室では画家・内海信彦の教えの下、画家の師である吉田克朗と内海信彦との師弟関係を基調として吉田克朗門下の自覚と責務を前提に、苦難を乗り越え真の作家を目指す者の真剣な講義と制作の場を目指してきました。
本研究室の活動は、内海信彦による授業、研究生による自主的な研究会、松田の制作スタジオでの実習指導と作品講評により構成されます。

Momo Tent

腿テント

内海信彦の率いる「腿テント」(Momo Tent)は2010年の旗揚げ以来、画廊空間を舞台として、演劇と美術を相互に越境させることにより、ともすれば専門化した方法論の中に閉ざされていきがちな絵画を肉体の息吹によって蘇生させ、生命力の解放と思想表現の能力を甦らせるべく活動しています。

どこの誰かは 知らないけれど
誰もがみんな 知らない腿テント   
どこかで不幸に 泣く人あれば
かならずともに やって来て
どこで生れて 育ってきたか
誰もが知らない 腿テント

Utsumi, Nobuhiko Workshop

内海信彦ワークショップ

内海信彦は15年以上にわたって毎夏世界各地を旅するワークショップを行い、旅を通じて歴史と主体的に向き合うことを日本の若者たちに問い続けてきました。
これまでに訪れたのは、歴史的建築物、史跡、美術館、世界遺産など数百箇所にのぼります。参加者の多くは建築、美術、音楽、歴史、哲学、社会学などを学ぶ高校生や大学生です。

Utsumi, Nobuhiko's Dropout School

内海先生のドロップアウト塾

2012年5月より開講した本講座は、早稲田大学商学科教授東出浩教先生の主宰する「早稲田大学アントレプレヌール研究会」の研究プロジェクトの一環として開かれます。
講座では国内外で数多くのワークショップや講義を開催してきた藝術家・内海信彦氏による連続講義を通じ、歴史に対する我々の責任を確認すること、文化におけるスピリチュアリティを知り、歴史・社会・文化における革命の意義を問い直すことを学びます。
そして、講義を通して若者らが自らの生き方を主体的・創造的なものへと変革していく可能性を、受講者の皆様と共に探究していきます。